2025年8月2日に開催された『ノンタイトル Season5』のデモデイ。
この日を心待ちにしていた人も多いはず。かくいう私もその一人です。
ですが、配信の最後に発表されたのは、「勝者なし」という予想外の結末でした。
一体なにが起きていたのか?
SNSでの反応や公式コメント、そして印象に残ったことなど私なりにまとめてみました。
【ノンタイトル5】デモデイの結果:まさかの「勝者なし」
最終発表の場で、運営と審査員から下された判断は
「どちらのチームも事業案の完成度が不十分であるため、勝者は該当なし」
というものでした。
両チームの提案に対して、「内容が薄い」「ビジネスとして成立する水準にない」との厳しい評価。
また、当日は配信トラブルもあり、プレゼン中に音声や映像の乱れが生じるなど、万全の環境とは言えない状況でした。
配信トラブルは、音声と画像がうまくでなかったこと。高卒チームの発表本当にかわいそうでした・・よく頑張ったと思います。
そして、投票をした視聴者からも「せめて投票の結果くらいは知りたかった」といった声が多く寄せられています。
わたしも投票したので・・
ところで事業内容を見てい行きましょう。何がダメだったのか。
【ノンタイトル5】高卒VS大卒
2つの事業案はこちら
- 高卒チーム「Dr.Love」
- 大卒チーム「DREAM VALLEY TOKYO」
高卒チーム「Dr.Love」
恋愛や人間関係の相談にAIが能動的に関わるサポートサービス。
途中から介護・仕事など相談領域が広がりすぎたことで「軸がぶれている」との指摘も。
高卒チームメンバー
あいか(31・専門卒起業家)
松崎(23・ラッパー/営業)
エミ(30・美容・飲食経営)
→ 即戦力型で行動力・結束力の強さが特徴的でした。
あいかちゃんの想い、めちゃくちゃ伝わってきてチーム感本当によかったです!
大卒チーム「DREAM VALLEY TOKYO」
東京に起業家コミュニティの聖地をつくる壮大な構想。
スケールは大きいが、現実味や再現性に課題が残った印象。
大卒メンバー
ジャック(東大卒)
のすけ(慶應大学生)
→ 序盤で内部対立が発生し、最終的に2名体制へ縮小。
最後2人になってもなんとか形にしていて、人脈のすごさもその人の強さと感じました。
(ただ、、ぞろぞろ先生方?を登場させるのはずるかったとは思います)
【ノンタイトル5】メンバー脱落者の状況も勝敗に影響?
チーム | デモデイ出場者 | 脱落者 |
---|---|---|
高卒チーム | あいか・松崎・エミ | グッチ |
大卒チーム | ジャック・のすけ | 能戸・まさお・かな |
高卒チームは最後まで3人で戦い抜いた一方、大卒チームは途中の脱落が多く、戦略立案の余裕が失われたようにも見えました。
➡ノンタイトル|高卒 vs 大卒バトルがカオスすぎる件!メンバーも紹介!
大卒っぽくないチームでしたよね・・・
【ノンタイトル5】感想
今回は勝者なしであっても、順番に言葉を先に欲しかった。と個人的には思います。
なんだか、ヒカルさんが先にあっけなく、へ?という結果を告げられていたので、なんだか何か月も応援してきたのになんとも報われない気持ちになりました。
もしかしたら、、放送事故(技術トラブル)があったので余計そう感じたのかもしれません。
それに、メンターは何のためにいたの?という気持ちにもなりました・・・なんだろね、わかってたのに軌道修正できなかった?!
SNSの声は以下のようなものが多かったです。
- 「本気で応援していたからこそ、勝者なしはあまりに寂しい」
- 「プレゼンの内容や評価基準が曖昧すぎる」
- 「若者たちの努力が報われない形で終わってしまったことが悔しい」
- 「あんなに投票を煽っておいて、結果発表すらないのはどうなの?」
SNSの反応を見ても、番組そのものに対する愛があるからこそ、失望も大きかったのだと感じました。
ただ、わたしも視聴者としてこのデモデイを見ていて強く感じたのは、ダメ出し=否定ではないということです。
今回の結果は一見残酷にも思えましたが、
裏を返せば「このまま進んでも成功しないからこそ、いったん立ち止まろう」という、現実を直視した前向きなストップだったとも捉えられます。
ただし、それをきちんと視聴者にも伝えてほしかった。
チームや参加者に向けた厳しいけれど必要な処方箋があったのなら、その内容をひとりずつ結果発表のように開示してもらえていたら、もっと納得感があったのでは…という気持ちが残ります。
「誰がやるか」「何を削ぎ落とすか」「やり抜く覚悟があるか」。
そうした本質的な問いが突きつけられた今回のデモデイは、結果以上に多くのことを考えさせてくれました。
結果を真摯に受け止めながら、軌道修正し前に進んでもらえるといいなと思います。
まとめ:ノンタイト5のデモデイ結果
今回のノンタイトルSeason5の結末は、例年に比べてインパクトがあり、そして苦く、切ないものでした。
でも、その裏にある「挑戦」や「成長」は、決してゼロになったわけではありません。
いろいろ厳しかったけれど、物語はまだ終わらない
事業としての完成度だけでなく、「この人がやる意味」「本気でぶつかっていたのか」という視点の大切さ。
それを考えるきっかけを与えてくれたという意味では、今回のシーズンもまた価値ある時間だったのかもしれません。
ノンタイトル、とっても楽しませてもらっていますし、これからも応援していきましょう!